こごみとシダの違いとは?食べられる山菜の見分け方

こごみ

春になると山や川沿いで見かける、くるっと丸まった緑の若芽。
それを見て「こごみかな?」「でもシダとも似ているし…」と迷った経験はありませんか?

実は、こごみはシダ植物の一種ですが、すべてのシダが食べられるわけではありません。
中には食用に適さないシダや、毒性を持つものも存在します。

この記事では、

  • こごみとシダの違い

  • なぜ混同されやすいのか

  • 食べられるシダと食べられないシダの違い

  • 山菜採りで失敗しない見分け方

  • 安全に楽しむための注意点

を、初心者にも分かりやすく詳しく解説します。


■ そもそも「こごみ」と「シダ」は何が違う?

● こごみとは?

こごみとは「クサソテツ(草蘇鉄)」というシダ植物の若芽(新芽)を指す名称です。
つまり、こごみは植物名ではなく、食用として呼ばれる山菜名です。

  • 分類:シダ植物

  • 正式名称:クサソテツ

  • 食用部位:春に出る若芽

  • 特徴:アクが少なく、下処理が簡単

山菜の中でも特にクセが少なく、初心者でも扱いやすいため、人気の高い食用山菜です。


● シダとは?

一方「シダ」とはシダ植物全体を指す総称です。

  • ワラビ

  • ゼンマイ

  • こごみ(クサソテツ)

  • 観賞用のシダ類

など、非常に多くの種類が含まれます。

つまり、

こごみ = 食べられるシダの一種
シダ = 食べられるものも、食べられないものも含む総称

という関係になります。


■ なぜ「こごみ」と「シダ」は見分けが難しいのか?

理由はとてもシンプルです。

  • 若芽の形が似ている

  • どれも春にクルッと巻いた姿で生える

  • 緑色で一見区別がつかない

特に芽吹いたばかりの段階では、非食用のシダもこごみと非常によく似た姿をしています。

そのため、山菜採りでは
「こごみだと思って採ったら、別のシダだった」
というケースが少なくありません。


■ こごみと一般的なシダの基本的な違い

● こごみ(クサソテツ)の特徴

  • アク(苦味・渋味)がほとんどない

  • 下処理は軽く茹でるだけ

  • 味にクセがなく、ぬめりがあり食べやすい

  • 成長すると大きな羽状の葉を広げる

  • 観葉植物としても利用される

● 一般的なシダ植物の特徴

  • 食用不可の種類が多い

  • 強いアクや毒性を持つものがある

  • 葉や茎が硬い場合が多い

  • 胞子嚢(胞子の袋)が目立つものが多い

こごみは、数あるシダ植物の中でも
「安全に食べられる、特別な存在」として区別されています。


■ 山菜採りで重要!こごみの見分け方【詳細ポイント】

① 茎の形状と溝を見る

こごみ最大の見分けポイントが、茎の溝です。

  • こごみ:

    • 茎の断面に深いU字型の溝がある

    • 茎の下部に、縦に一本スーッと線が入る

  • 他のシダ:

    • 溝が浅い

    • そもそも溝がないものが多い

👉 U字のくぼみがはっきりしていれば、こごみの可能性が高い


② 表面の毛と色をチェック

  • こごみ:

    • 表面はツルツル

    • 毛がほとんどない

    • 鮮やかな明るい緑色

  • ゼンマイ:

    • 全体に茶色い綿毛がびっしり

    • モジャモジャしている

  • ワラビ:

    • 毛は少ない

    • 先端が握りこぶしのように分かれる

毛の有無と色味は、初心者でも比較的分かりやすいポイントです。


③ 先端の巻き方を見る

  • こごみ:

    • 大きく、しっかりとクルッと巻く

    • 巻きが固く、形が整っている

  • 他のシダ:

    • 巻きがゆるい

    • 不規則な形が多い

こごみは「巻き」が美しく、形が安定しています。


④ 成長後の葉の裏側(重要)

もし成長した状態を確認できるなら、葉の裏側も重要です。

  • こごみ:

    • 葉の裏がツルツル

    • 胞子嚢(ブツブツ)が無い

  • 多くのシダ:

    • 葉の裏に胞子嚢が並ぶ

胞子嚢が見える場合は、食用ではない可能性が高くなります。


⑤ 生え方・群生の特徴

  • こごみ:

    • 群生しやすい

    • 円を描くように放射状に生える

    • 湿った場所(川沿い・沢付近)を好む

  • 他のシダ:

    • 単独で生えることも多い

    • 生育環境がバラバラ


■ こごみは成長スピードにも注意

こごみは成長が非常に早い山菜です。

  • 巻きが開ききる前 → 食べ頃

  • 巻きがほどける → 硬くなり食用不向き

採取は「若く、柔らかい状態」が鉄則です。


■ 山菜採りでの注意点(必ず守りたい)

  • 初心者は必ず図鑑や写真で確認する

  • 可能なら経験者と一緒に採る

  • 少しでも不安があれば採らない

  • 「食べられるかも」は絶対NG

山菜は自然の恵みですが、誤食のリスクもあります。


■ こごみの美味しい食べ方

こごみはアクが少ないため、調理が簡単です。

下処理が楽なのも、こごみが人気の理由です。


■ まとめ|こごみは「食べられるシダの代表格」

  • こごみはクサソテツの若芽

  • シダは植物全体の総称

  • すべてのシダが食べられるわけではない

  • 見分け方を知らないと誤食の危険がある

正しい知識を身につければ、こごみは
安全で美味しく、春を感じられる最高の山菜です。

自然の中で味わう春の恵みを、ぜひ正しく楽しんでください。

[PR]
業界初!こごみから抽出した特許成分配合の無添加化粧品。肌潤う・ハリが違う
タイトルとURLをコピーしました