こごみに発がん性はあるの?

発がん性なのか? こごみ

山菜好きなら「こごみには発がん性があるのか?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うとこごみ自体に発がん性があると明確に証明されていません。
ただし、シダ植物全般に含まれる成分の一部が注目されているのは事実です。

シダ植物と発がん性の関係
シダ類の中でも特にワラビやゼンマイには、「プタキロサイド」という成分が含まれています。
この物質は動物実験で発がん性が指摘されており、国立がん研究センターなどの研究でも取り上げられています。

こごみ(クサソテツ)も同じシダ植物の仲間ですが、プタキロサイドが含まれているかどうかについては十分な研究データがありません。
現時点の見解では、こごみにワラビほど高濃度に含まれている可能性は低く、特有の発がんリスクは指摘されていません。

安全に食べるためのポイント
ただし、シダ植物はアクが強いため生で食べるのは避けるべきです。
こごみも必ず茹でてアク抜きをするのが基本で、この処理によって仮にリスク物質が含まれていたとしても大幅に減少すると考えられています。

実際、日本では昔からこごみを茹でて食べる文化があり、通常の食べ方で健康被害が報告されたケースはほとんどありません。
たとえばワラビは大量に摂取すると胃がんのリスクが高まる可能性があるといわれていますが、こごみに関してはそのような具体的なデータは存在しません。

適量を守れば安心
万が一のリスクを考えるなら、適量を守り、しっかり加熱してから食べることが大切です。
春の山菜として楽しむ程度であれば健康への影響を気にする必要はほぼないでしょう。

こごみの美味しさを存分に楽しみながら、適切な調理で安全に味わうことを心がけてくださいね!

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